ブランドガイドライン
modisデザインでは、実践的で使いやすいブランドガイドラインを通じて、企業のブランドの定義と発信を支援しています。私たちの目標は、部門や地域を越えたチームが、視覚と言語の両面でブランドの一貫性を保てるようにすることです。
modisデザインのブランドコンサルティングとは?
私たちは、戦略的かつ洞察に富み、ユーザー中心のアプローチでブランドガイドラインの開発を支援します。プロセスは「発見」から始まります。既存のブランド環境(資産、活用状況、ステークホルダーのニーズなど)を評価し、何が機能しているか、何が不足しているか、そしてブランドが実際にどのように体験されているかを分析します。
その上で、グローバル展開の支援、非デザイナーによるブランド準拠の資料作成、買収ブランドの統一など、目的に合わせた構造とコンテンツ計画を構築します。ライター、デザイナー、ストラテジストからなるチームが、お客様のチームと密に連携、実践的で魅力的、かつスケーラブルなガイドラインを作成します。
ブランドガイドライン作成の成果
チームや地域を越えた、海外市場も含めた統一性の向上
明確な基準により曖昧さが減り、ブランド表現がアイデンティティに沿ったものなります。
オンボーディングの迅速化とスムーズな協業
新入社員、代理店、パートナーがブランドを迅速に理解し、スムーズに活用できるようになります。
統一されたブランドガイドラインによる、クリエイティブワークフローの効率化
往復のやり取りが減り、期待値が明確になるため、デザインとコンテンツ作成が迅速に進みます。
グローバルブランド価値と認知度の向上
一貫したブランド体験が信頼を築き、市場におけるポジションを強化します。
ブランディングに関してこんな課題を抱えていませんか?

タッチポイント間での一貫性の欠如
企業が成長や多角化を進める中で、ブランドの視覚および言語表現にばらつきがあると、顧客と従業員の両方におけるブランド認知が低下し、信頼が損なわれる可能性があります。

使いにくい、または古くなったブランドガイドライン
スライド資料に埋もれていたり、表現が堅くて使いづらかったりするガイドラインは、活用を妨げる場合があります。または、抽象的すぎて、実際のコンテンツを作成する場合に役に立たないこともあります。

デザインシステムの社内外チームの連携の難しさ
共通の指針がないと、ブランド解釈が主観的になりがちです。部門やパートナー企業によって、スタイル、メッセージ、トーンにズレが生じる可能性があります。

ローカル展開に関するグローバルブランドガイドラインの不足
ブランドがグローバルに展開する際、地域市場向けに言語、ビジュアル、トーンを適応させるための明確な指針がないと、混乱を招くかブランドイメージから外れたコミュニケーションが発生する可能性があります。

modisデザインのブランドガイドライン作成支援の主要な特長

・柔軟な構造と詳細度
すべての組織は異なり、私たちが作成するブランドガイドラインもその違いに応じて柔軟に設計します。簡潔な1ページの参照資料からブランドシステムの細部まで網羅した詳細なマニュアルまで、ご要望やご予算に合わせて最適な構造と詳細度でご提案します。

・言語表現とビジュアルの一貫性
優れたブランドは、言葉と見た目の両方で一貫性があります。当社のガイドラインは、ビジュアル要素(ロゴ、カラー、タイポグラフィ、レイアウト)と言語ガイドライン(トーン・オブ・ボイス、ブランドストーリー、メッセージ構成)を組み合わせ、すべてのコミュニケーションチャネルで一貫性を保ちます。

・使いやすいデザインフォーマット
実際に使われてこそ、ガイドラインの価値があります。スライドデッキ、インタラクティブなPDF、専用ウェブポータルなど、直感的でわかりやすい形式でブランドガイドラインを提供し、トレーニングやオンボーディング、日々のクリエイティブ意思決定を支援します。

・グローバル対応のブランドガイドライン
ローカライズと文化的なニュアンスのベストプラクティスを組み込み、各市場における言語、ビジュアル、地域ごとの調整方法についての具体的なヒントを盛り込みながら、ブランドの一貫性を維持します。

・実践に基づいた適用例
デジタル広告、パッケージ、プレゼンテーション、SNS投稿など、ブランドの現場でよく使われる実践的な使用例を盛り込み、チームがルールを理解するだけでなく、実際に適用する方法も理解できる、実用的なガイドに仕上げます。

・拡張性とメンテナンス性
ブランドの成長に合わせて更新や変更が容易なガイドラインを設計します。また、システム全体を作り直すことなくコンテンツを個別に追加や修正できるモジュール形式も提供しています。
modisデザインのブランドガイドライン作成の流れ
当社のブランドガイドライン開発プロセスは、協働的で体系的、かつ実際のブランドニーズに柔軟に対応するように設計されています。各段階を通じて、チーム内での理解と自信を深めながら、最終成果物が実用的で将来にわたって活用できるものとなるようにします。

1. 発見と現状把握
既存のブランド資産、コミュニケーションチャネル、活用シーンを確認します。主要なステークホルダーへのヒアリングを通じて、ブランドのニーズ、課題、目指す方向性を明らかにします。

2. コンテンツ設計
調査結果に基づき、ガイドラインの構成と範囲を定義します。チームが日常的に使用するコアなブランド要素から各種プラットフォームでの活用法まで、優先順位をつけて整理します。

3. 制作とデザイン
ライターとデザイナーが連携し、ブランドの声と一致した明確で魅力的なコンテンツとビジュアルを制作します。使用例や「やるべきこと・避けるべきこと」、よくある課題への対応策も盛り込みます。

4. 確認と改善
初回ドラフトをチームで確認し、フィードバックをもとに、正確さ、わかりやすさ、使いやすさを向上させます。

5. 最終納品
運用に最適な形式(編集可能なスライド、PDFマニュアル、ウェブベースのポータルなど)で最終成果物を納品します。展開やトレーニング用のサポート資料も必要に応じてご提供可能です。
ユースケース/適用シナリオ

グローバルブランドチーム向けの場合
ローカルマーケティングチーム、外部パートナー、内部スタッフが一貫したブランドイメージを共有するための基盤を構築します。ガイドラインは、地域ごとの実施がグローバルビジョンと一致するように導くと同時に、文化や言語の微妙な違いにも対応した指針を提供します。

新ブランドのローンチやリフレッシュの場合
新しいロゴとビジュアルシステムは、正しく理解され、活用されてこそ効果を発揮します。当社のブランドガイドラインは、社内外のチームが新たなブランドアイデンティティを明確に理解し、自信を持って運用できるよう支援し、初日から一貫性のある展開を可能にします。

M&Aやブランド統合プロジェクト向け
複数のブランドやサブブランドが統合される場合、明確なガイドラインは混乱を防ぎ、メッセージ、ビジュアル、トーンの組織全体での統一を実現します。これにより、移行期間中の協業がスムーズになり、ブランドの統合が加速します。

デジタル・プロダクトチーム向け
デジタル領域では精度が重要です。当社のガイドラインは、UXとUIチームがブランドアイデンティティを強化しつつ、画面、プラットフォーム、ユーザージャーニー全体で使いやすさを維持するデザイン決定を支援します。

内部コミュニケーション・人事向けのブランドガイドライン
採用キャンペーンからリーダーシップの更新まで、内部メッセージがブランドの声と価値観を的確に伝えるためのツールとガイドラインを整備します。これにより、組織内での意識統一とブランド文化の醸成を促進します。

代理店・ベンダーのオンボーディング向けのブランドガイドライン
パートナー企業に「単一の情報源(シングルソース・オブ・トゥルース)」を提供することで、オンボーディングを効率化し、手戻りや誤解を最小限に抑えます。明確なガイドラインによって、外部のクリエイティブチームとも最初からブランド整合性を確保できます。
よくあるご質問
ブランドガイドラインの開発にはどのくらいの時間がかかりますか?
複雑さ、関係者の数、求められる精度によって異なります。一般的なプロジェクトでは、キックオフから納品まで4~8週間程度かかります。これには、要件定義、コンテンツ開発、デザイン、レビュー、最終納品が含まれます。大規模なプロジェクトや段階的なプロジェクトの場合、段階的な納品計画をご提案することも可能です。
既存のガイドラインを更新または拡張することはできますか?
はい、可能です。すでに基本的なブランド資料をお持ちのお客様とも多くの実績があります。既存の資料で生かせる部分、改善が必要な部分、新たに追加すべき要素を見極めし、ご要望に沿った更新を行います。これは一から作成するよりも効率的で、現在のブランド表現との一貫性も保つことができます。
どのような形式で納品されますか?
貴社ののワークフローに合わせて最適な形式で納品いたします。主な形式には、インタラクティブPDF、編集可能なプレゼンテーション資料(例:PowerPointやGoogle Slides)、ウェブベースのポータルなどが含まれます。また、イントラネットシステムやデジタルアセット管理(DAM)プラットフォームに統合可能なモジュール型コンテンツパッケージもご提供可能です。
ローカライズに関するガイドラインも含まれますか?
はい、含まれます。単なる翻訳を超えて、市場ごとに最適化されたトーン・オブ・ボイス調整、文化的な考慮事項、ビジュアルコンテンツの提案や事例なども含め、ブランドの一貫性を保ちつつ、グローバル市場でも適切な表現を実現します。
実装や展開の支援は可能ですか?
はい、可能です。単なる翻訳を超えて、市場ごとに最適化されたトーン・オブ・ボイス調整、文化的な考慮事項、ビジュアルコンテンツの提案や事例なども含め、ブランドの一貫性を保ちつつ、グローバル市場でも適切な表現を実現します。